wstackcol

内容

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ワークシート:列のスタック

概要

複数の列からのデータを1つのグループ列にまとめます。

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8.5.1

コマンドラインでの使用法

1. wstackcol irng:=(col(1):col(2)) tr.identifiers:={G};

2. wstackcol irng:=(1:end) tr.identifiers:={L} gln:=Class;

3. wstackcol irng:=(col(b):end) include:=col(a) method:=1 gln:=Group;

4. wstackcol irng:=(2:end) tr.identifiers:={L, U} include:=col(1) groups:=2 method:=1 gln:=Class;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力スタック列 irng

入力

Range

<active>
少なくとも2列をソースデータとして指定します。
グループ識別子 tr

入力

TreeNode

<unassigned>
グループ識別子設定のツリーです。

識別子:グループ行

グループ情報を含む列ラベル行を選択します。この情報を使って、ツールはサンプルが属するグループを識別します。GUIでは、テキストボックスが元のワークシートで、ユーザ定義パラメータを含むすべての列ラベル行を一覧表示します 。複数行選択することもできます。可能なオプションは、以下のものを含みます。項目は、そのラベル行が元のワークシートに表示されているかどうかに依存します。
  • ショートネーム
    列のショートネームをグループ識別子として使います。
  • ロングネーム
    列のロングネームをグループ識別子として使います。
  • 単位
    列の単位をグループ識別子として使います。
  • コメント
    列のコメントをグループ識別子として使います。
  • ユーザ定義
    列のユーザ定義パラメータをグループ識別子として使います。

グループ行テキストボックスで複数行選択されている場合、グループの選択の順序は下側のテキストボックスに表示されます。スクリプトを記述するときには、ブラケットで標準の列ラベル行文字を指定します。 (例 tr.identifiers:={L, U} は、ロングネームと単位のラベル行をグループ識別子として使うという意味で、ショートネームに対しては Gを使います。)

他の列を含める Include

入力

Range

<optional>
出力の際に、他の列を含めるか指定します。選択すると、含める列を選択できます。
グループの分割 groups

入力

int

2
元のサンプルを複数のサブグループにスタックするかどうか指定します。これが選択されていない場合、入力サンプルのすべてが1列に保存されます。これが選択されると、サブグループの数またはサンプルがスタックされる列の数を指定できます。

元のデータに6つのグループがあり、それらを2つのグループにスタックするものとします。1, 3, 5番目のグループは、最初のサブグループ、残りは2番目のサブグループになります。

グループの交互挿入 method

入力

int

0
異なるグループからのサンプルを混ぜるかどうか指定します。

元のデータセットに2つのグループがあり、このオプションが選択されているものとします。出力列の偶数行は、最初のグループに属するサンプルで、奇数行は2番目のグループからのサンプルです。これが選択されていない場合、出力列の最初の n 行 (n は最初のグループのサンプル数) は、最初のグループからのサンプルを含み、残りの行は2番目のグループからのサンプルを含みます。

欠損行の排除 exclude

入力

int

0
元の列にある欠損値を持つ行を無視するかどうかを指定します。
グループ列のロングネーム gln

入力

string

<Group Row header>
グループ列のロングネームを指定します。以下のオプションがあります。
  • <グループ行ヘッダ>
    グループ情報を取る行ヘッダです。上述のグループ識別子をご覧ください。
  • グループ
    "Group1 ", "Group2 "のような番号付きグループ文字列を表示します。
  • クラス
    "Class1 ", "Class2 "のような番号付きクラス文字列を表示します。

また、ロングネームとして番号付きのカスタム文字列を使うこともできます。

データ列のロングネーム dln

入力

string

データ
出力データ列のロングネームを使用します。ロングネームは番号付きです。
出力ワークシート ow

出力

ワークシート

<new>
結果を出力するワークシートを指定します。


関連のXファンクション

wunstackcol

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドのこのページをご覧下さい。

  • 列のスタッキングをするには
  • サンプル