axis_scrollbar

メニュー情報

挿入: 軸のスクロールバーの追加

概要

スクロールバーをグラフに追加してズームやパンニングを行います

コマンドラインでの使用法

1. axis_scrollbar axis:=top;

2. axis_scrollbar begin:=5 end:=10 rescale:=1;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
位置 axis

入力

int

bottom

軸スクロールバーとそれに結びついている軸の位置を指定します。
オプションリスト

  • bottom:下
    軸スクロールバーを下X軸近くに追加して結びつけます。
  • top:上
    軸スクロールバーを上X軸近くに追加して結びつけます。
  • Right:右
    軸スクロールバーを右Y軸近くに追加して結びつけます。
  • Left:左
    軸スクロールバーを左Y軸近くに追加して結びつけます。


スクロール範囲の開始 begin

入力

double

<自動>

スケールの最初の値を指定します。

スクロール範囲の終了 end

入力

double

<自動>

スケールの最後の値を指定します。

スクロールするレイヤインデックス layer

入力

int

<自動>

スクロールバーを追加するレイヤのインデックスを指定します。

スケールのリセット rescale

入力

int

0

スクロールバーがグラフレイヤに追加されたらすぐにbegin変数とend変数に従ってレイヤを再スケールするかどうか指定します。

説明

このXファンクションは、軸スクロールバーをグラフレイヤに追加し、簡単に拡大縮小したり、移動できるようにします。

軸スクロールバーは、スクロールボックスとスクロールエリアで構成されます。スクロールボックスの大きさを変えたり、移動することができます。スクロールバー全体の大きさに対するスクロールボックスの大きさの比率は、範囲全体に対する現在表示の範囲の比率となります。レイヤを拡大するには、このスクロールボックスを大きくし、レイヤを縮小するには、スクロールボックスを小さくします。スクロールボックスの相対的な位置は、軸スケールの開始値と終了値を反映しています。ですから、このスクロールボックスを移動するとレイヤ内を移動できます。

Axis scrollbar help English files image002.jpg

サンプル

1.アクティブグラフに軸スクロールバーを追加するには、Originメニューから 挿入:軸スクロールバーの追加:上を選択します

2.追加したスクロールバーの開始値と終了値を指定するには、Originメニューから挿入:軸スクロールバーの追加:ダイアログを開くを選択し、Xファンクションダイアログ内の設定を変更します。

関連 X ファンクション

axis_scroller