DescStats
Originは、基本統計(平均、中央値、分散など)、度数カウント、選択したデータの相関係数など、包括的な記述統計をサポートしています。強力なグラフ作成機能に加えて、Originの統計ツールはデータをまとめたり、分析するのに役立ちます。
このチュートリアルでは、以下の項目について説明します。
必要なOriginのバージョン: Origin 2015 SR0以降
離散度数ツールを使って、データの度数情報を素早く取得することができます。
各列には鍵マークが表示され、再計算モードがオンになっていますが、このワークシートデータに対して操作を加えることが可能です。例えば、メニューのワークシート:ソート(ワークシート)を選択して昇順や降順、カスタムと選択すると、データをソートできます。
列の統計ツールを使用すると、各列のデータそれぞれの基本統計を計算できます。
レポートシート内の埋め込みボックスプロットを編集するためには、そのボックスプロットをダブルクリックして開きます。グラフを編集したら、開いたグラフウィンドウの右上にある戻るボタンをクリックし、レポートシートに編集したグラフを戻します。
統計結果をさらに分析したり、統計結果をプロットすることができます。
例えば、Makeが1992から2004までの自動車の属性値(馬力、0-60mph時間、重量、燃費)の平均を取得し、以下を実行します。
相関係数を使って、自動車のデータの列間の関係を調べることができます。また、散布図行列と信頼楕円をプロットして、相関を視覚的に見ることができます。