(作図の詳細)「ラベル」タブ(3Dシンボル/ベクトル/棒/XYY棒)
PD-Dialog-Label3-Tab
このタブは3Dシンボル/ベクトル/棒/XYY棒プロットのラベルを追加・編集する際に使用します。ラベルの内容は、ラベル形式のドロップダウンリストから選択できます。また、ラベルのスタイル、位置、方向も編集できます。
- 3Dシンボル
_Label3_Tab/3D_Label_Tab_dialog1.png)
_Label3_Tab/LabelForSpcPoint.png)
- 3D 棒 / 3D ウォール
_Label3_Tab/LabelFor3DBars.png)
- 特別なポイントのラベルタブ(3D XYY棒グラフのみ)
_Label3_Tab/LabelFor3DBarsSpc.png)
- 3Dベクトルグラフ
_Label3_Tab/LabelFor3DVector.png)
有効にする
有効にするにチェックつけて、ラベルの追加や編集をできるようにします。
指定したインデックスのみで表示
チェックをつけた場合、ラベルはこれらのインデックスのみを指定します。
- 仕切られたリストの行インデックス数を入力します。行インデックスに関わらず、0の値は最終点をラベルするのに使うこともできます。
- ドロップダウンリストからデータセット識別子を指定します。
接続先(3Dベクトルのみ)
これは3Dベクトルが選択されている時のみ有効です。XYZXYZデータセットから作図したベクトルグラフの場合、ラベルに表示される座標は、ラベルが付く終点の座標になります。
矢印の線 |
ラベルは、矢印の線に付けられます。 |
矢印の頭 |
ラベルは、矢印の頭に付けられます。 |
フォント
フォント
ドロップダウンリストから、テキストラベルに使うフォントを選択します。デフォルトの選択は、「オプション」ダイアログボックスの「テキストフォント」タブの標準フォントドロップダウンリストで制御できます。
色
ラベルテキストの色を選択します。
Origin 2019では、3Dグラフのテキストラベルは単一の色のみとなりました。自動を選択すると、黒が選択されます。2D線およびシンボルプロットでは、データポイントの色ごとにラベル色を設定することは出来ません。
サイズ
このコンボボックスにサイズを入力または選択します。サイズの単位はポイントです。
「白地」チェックボックス
このチェックボックスを選択すると、各データラベル値に「白地」の背景を表示します。
書式ボタン
太字、斜体、下線が提供されています。
強調チェックボックスは一点のみ編集する場合で利用可能です。一点のみ編集する場合、特に編集しない限りは他のプロットのプロパティに従います。強調は、この点が従っているプロットの太字、斜体、下線
などの書式のことです。チェックを外すと書式ボタンを使用できます。
回転(度)
回転テキストボックスの値で、ラベルテキスト面での回転度数を指定します。
- 正の値は、ラベルを反時計回り方向に回転します。
- 負の値は、ラベルを時計回りの方向に回転します。
- ゼロは正のX方向です。
ラベル形式
ラベルを作成するのに使用する量またはデータセットを指定します。
自動 |
特別なポイントのラベルタブでのみ使用可能です。このオプションはラベル形式設定の位置設定を使用します。 |
X |
データのX値をラベルとして使用する |
Y |
データのY値をラベルとして使用する |
Z |
データのZ値をラベルとして使用する |
インデックス |
行インデックスをラベルとして使用する |
(X, Y) |
データのX値とY値の両方をラベルとして使用する |
(X, Y, Z) |
データのXYZ値をラベルとして使用する |
カスタム |
フォーマット指定で指定した内容とフォーマットを使ってラベルを作成します。 |
Col(列のショートネーム) |
ワークシートから目的の列をラベルとして使います。 Y列データの右にあるすべての列がここに一覧表示されます。 |
表示フォーマット/フォーマット指定
- ラベル形式を、X, Y, (X/Y)、または、Col(列のショートネーム)に設定すると、表示フォーマットという編集ボックスが利用できるようになります。
Originフォーマットをご覧ください。サポートしているフォーマットには、日付と時間のデータがワークシート中にユリウス暦の値として数値で表示される限り、D(日付)とT(時間)のオプションがあります。
- ラベル形式をカスタムに設定していると、フォーマット指定ボックスが編集可能です。プロットラベルで使用される構文と表記法を参照してください。
表示フォーマットまたはフォーマット指定をクリックすると、フォーマットの一覧を表示します。
_Label3_Tab/Label_Form_Custom_3.png)
フォーマット指定:
- このボックスでは、列指定のcol()およびwcol()と任意の文字列を必要に応じて組み合わせることができます。
- ここでは、 %()
置換および$()
置換を利用できます。例えば、$(wcol(n)[i], *4)は "現在のプロットのY値を小数点以下の桁数を4で表示し、%(?,@LL)
は、現在のY列のロングネーム(L)をラベルとして表示します。列ラベル行の置換文字列のリストは、列ラベル文字を参照してください。
- 現在のY列の左または右の列は、列インデックス(たとえば、col(2)[i]またはwcol(n+1)[i])、ショートネームやロングネーム(たとえば、col(B)[i]またはcol(Percent)[i])で参照できます。
- 数値および日付/時刻の書式は、これらの指定子を使用して修正されます。
- Origin 9.0より前のバージョンでは、$(x)のみで数値を取得しました。Origin 9.0からカテゴリーデータで便利なx$/y$/z$表記を使用出来ます。例えば、%(X$)
はX列に入力されているカテゴリーデータを返します。そして、 $(x) はカテゴリーデータのインデックス値のみを表示します。
オフセット(3D
シンボル/ベクトル)
オフセットの下には、3つのボックスがあります。この、各軸の隣にあるボックスの設定は、各軸方向のデータラベルのオフセットを指定しています。
オフセットは、フォントの高さのパーセントで指定されます。
自動オフセットチェックボックスは一点のみ編集する場合で利用可能です。一点のみ編集する場合、特に編集しない限りは他のプロットのプロパティに従います。自動オフセットは、その点が従っているプロットのラベル位置を意味します。チェックを外して、X/Y/Zオフセットおよび垂直オフセットの編集ができます。
位置(3D
シンボル/ベクトル)
ラベル位置を指定します。
自動 |
ラベルタブの特別なポイントでのみ使用可能で、自動配置のチェックが外れている時に選択できます。このオプションは一般的なプロットの位置設定を使用します。
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中央 |
データポイントの中央にラベルを配置します。 |
高さ |
データポイントの左または右にラベルを配置します。 |
右 |
上 |
データポイントの上または下にラベルを配置します。 |
下 |
位置(3D
棒/XYY 棒)
このセクションはラベルの位置を指定します。
各軸のリファレンス位置を指定して、ラベルを配置します。ドロップダウンリストの自動オプションは、3DXYY棒グラフでのみ使用できます。
他の軸の5つのオプションが軸のドロップダウンリストから選択できる場合、棒の垂直な2つの面の軸から生成されます。
- 左、右、下、上、前そして後ろオプションは、ラベルが2つの軸のどこに設定されるか(左、右、下、上、前、後ろの面)指定します。なお、左の面は開始面に近い方向です。
- 外側オプションが選択されると、ラベルは選択した位置より外側にあり、棒の中心より離れるように配置されます。
- 内側オプションが選択されると、ラベルは選択した位置より外側にあり、棒の中心に近づくように配置されます。
- 中央オプションは2つの面の中間に配置します。
このボックス内の設定は各軸テーブル行のオフセットを設定します。データラベルは設定位置から遠ざかります。オフセットは、フォントの高さのパーセントで指定されます。
方向(3D
シンボル/ベクトル)
このセクションはラベルテキスト面の通常ベクトルを指定するのに指定します。
- 自動方向
- 自動方向のチェックが付いている場合、3Dグラフを回転させている時にラベルのテキスト面は常にスクリーンの面と平行になります。
- 方向
- 方向ボックスは、自動方向のチェックが外れている時に、有効です。初期値が(0,0,0)であるラベルテキスト面の通常ベクトル最終点について、XYZ座標を設定します。
方向(3D
棒/XYY 棒)
このセクションはラベルテキスト面の通常ベクトルと回転を指定するのに使用します。
- 面:ラベル面がどの面と平行になるか指定します。通常のベクトルではカスタムXYZ座標の最終点を元にラベルテキスト面を通常セクションでは設定します。
自動 |
3Dグラフを回転させている時にラベルのテキスト面は常にスクリーンの面と平行になります。 |
XY |
3Dグラフを回転させている時に、ラベルテキスト面は常にXY面と平行になります。 |
ZX |
3Dグラフを回転させている時に、ラベルテキスト面は常にZX面と平行になります。 |
YZ |
3Dグラフを回転させている時に、ラベルテキスト面は常にYZ面と平行になります。 |
カスタム |
カスタムXYZ座標を設定します。通常のベクトルの最終点を元にラベルテキスト面を作成し、通常セクションでは初期ポイントは(0,0,0)となります。
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引出し線
引出し線は、データラベルとデータポイントをつなげる「線オブジェクト」です。
オフセットが(%)を超える場合は引出し線を表示
引出し線を表示するかどうかを指定します。引出し線はデータラベルとデータポイントが特定の有効な長さを超えた場合にのみ表示します。有効な長さはチェックボックスの隣にあるテキストボックスにパーセント値を入力します。
有効な長さ=パーセント値% * (レイヤの高さ + レイヤの幅)/2
接続線
引出し線の接続線の種類を選択します。直線、ポリラインの2つのオプションが利用できます。ポリラインは、方向オプションで指定された軸に沿って平行な線と、折れ線から成り立っています。
セグメントの調整
これは、接続でポリラインが選択されている時のみ利用できます。どの位置にポリラインの平行線を配置するのかを指定するには、オプションのプロットの横またはラベルの横を利用します。
方向
これは、接続でポリラインが選択されている時のみ利用できます。ポリラインの平行線のX、Y、Z方向を指定します。
幅
引出し線の幅を指定します。
色
引出し線の色をシステム色かカスタム色で指定します。自動に設定されている場合、引出し線の色はデータラベルと同じになります。
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